治療方針
ヘルスケアAoyamaの治療方針
当院では、その時々の身心の状況に合わせた治療体系が必要と考えています。
患者さんひとりひとりに安心して、納得して治療を受けていただけるよう、治療は次のような流れで行います。
- 1. 問診票に記入いただき、心身の状況をおうかがいします。（はじめての場合）
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まず、患者さんの身体状況を色々な観点から判断をいたします。
- 性別
- 年齢
- 既往症(すでに罹患した過去の病気や怪我)
- 家族歴(肉親の病歴)
- 現病歴(いつ頃から、どのような病気にかかったか又どのような怪我をしたか)
- 嗜好(お酒、タバコ、食べ物の好き嫌いなど)
- 体質（寒がり、暑がり、風邪を引きやすいなど）
- 仕事の内容(立ち仕事なのか、パソコンでの仕事が多いか、神経を使う仕事か、夜遅くまで残業があるか等)
- 心の状態（おおらか、気にするタイプ、くよくよする、生真面目など）
適切な治療のためヒントになりますので、おうかがいしています。
- 2. 身体の状態を見て治療内容や方針をご提案します。
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おうかがいした内容と、実際にお身体の様子を見させていただき、判断した結果から治療の方針を決めます。
具体的には、鍼の本数、鍼の深さ、刺激の強さ、指圧マッサージの強さ、治療時間を決めます。
- 3. 患者さんにご納得いただいた上で、さらに身体の反応を見ながら治療を進めます。
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患者さんに治療の方針を説明し、ご理解をして頂くと同時に患者さん自身から現在どのような治療を望んでいるのか、更に相互にお話し合いのうえ治療を開始いたします。
たとえば「鍼治療はしたことがなく、痛そうで怖い」「マッサージはどうもくすぐったくて苦手」など、不安に思う点があれば遠慮せずにおっしゃってください。
治療の流れ
患者さんの了承を得て、実際の施術風景を撮影させていただき、初診時の治療の流れを再現してみました。
複合治療（鍼＋指圧）の治療の様子です。
1. 初診の問診と治療着
初診時には問診票に記入いただき、上記の治療方針に基づき心身の状況をお伺いします。
（今回は患者さんに初診時を思い出しつつ座っていただきました。）
施術時には女性の方には当院で治療着をご用意しております。治療着には数カ所ファスナーがついており、施術に必要な箇所のみ開くようにしております。
2. 身体の状態の確認（歪みやズレ等）
分かり易い例として以下のような点を確認しています。
ご自分でもわかるものも多いので、確認してみるのも良いでしょう。
- 足を無意識に投げ出した際に、左右の足の開き具合が同じかどうか？ 左右対称が理想です。
（右図は分かり易く極端な傾け方をしています。）
- 足の長さが同じかどうか？
（右図は分かり易く極端に長さを変えています。）
- 肩が同じ高さかどうか？左右対称が理想です。
- 左右のウエストの位置がズレていないかどうか？左右対称が理想です。
- 背骨のラインが下までまっすぐで、左右どちらかに曲がってないかどうか？
上の足の例は分かり易いように極端な傾け方をしていますが、実際は気持ちズレているかな？という人から、一見でわかるズレまで様々です。
左の患者さんの場合、背骨も腰の位置から下で少し曲がっているのですが、写真だけではちょっとわかりにくいですね。
このような身体の状態は再診時にも確認しつつ、施術をすすめています。
3. 鍼治療
撮影させていただいた患者さんは、専用鍼をお持ちなので写真中の鍼はディスポーザル鍼ではありません。
鍼を打った後、少し時間をおきますと上記の写真のように周りがうっすらと赤くなっていきます。これは鍼の刺激に身体が反応している証拠で、発赤（ほっせき）と呼ばれています。
4. 指圧・整体治療
鍼を取り去った後、指圧・整体治療に移ります。仰向け、うつ伏せの指圧治療ののち、整体を行い、最後にまた身体の状態（歪みやズレ）を確認し、終了です。
おつかれさまです！
おまけ：患者さんに質問
- ズバリ、鍼は痛い？
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一言でいうと『痛くはないが、全く何も感じない。という事もない』です。まず注射よりは確実に痛くないです。でも先生のおっしゃるように蚊に刺された時と同じ程度って事もないんじゃないかなぁ…。蚊って知らないうちに刺されてるから、無痛・無感覚のイメージがあるんですよね…（笑）。
私の場合は、鍼を刺す間は動かない様にしようと意識するあまり、つい息を止めがちですね。もっと意識せずにリラックスできれば違うかもしれないんですが『リラックスしようと意識すると、かえってわからなくなる』という状況を毎回繰り返してます。
私は背中が中心なので刺しているところは見えなくて、これは想像なんですが、たぶん先生がまずは浅く刺した後に、くるくると鍼をまわしながら深く刺し込んでるんだと思うんです。感覚から想像すると…たぶん。時々、その深く刺し込んでる最中が気持ち良い時があります。
