肩こり
肩こりの原因
肩こりはそのほとんどが生活習慣病です。
- 毎日長い時間同じ姿勢で仕事をしたり、趣味などで細かな作業をする。
- 首筋、肩、肩甲骨(背中の左右にある三角の形した骨)の付近が緊張し硬くなる。
- 緊張し硬くなると、筋肉がうっ血し酸素不足を起こし、肩こりの原因となります。
応急処置
- 上半身のストレッチ
- 38度〜40度くらいのお風呂にゆっくりつかる
- 温湿布で肩を温める
- 使い捨てカイロ等で患部を温める
- ドライヤーで首筋や肩を温める
等の処置で改善されます。
重症の肩こりになると下記のような症状も出てきます。
- めまい
- 頭痛
- 嘔吐
等
その際は、患部を強くたたいたり強く揉んだりすると悪化する場合がありますので注意してください。
- 1. 首筋のマッサージ
- 後頭部から肩付近に掛け片手で全体をつかみ上げるようにマッサージします。
- 2. 肩のマッサージ
- 片手でつかみ上げるように左右交互にマッサージします。
- 3. 腕のマッサージ
- 片手で手首から肩の付け根までを交互にマッサージします。
- 4. 背部のマッサージ
-
- 肩甲骨(背中の左右にある三角の形した骨)の付近。
- 背骨の周りの硬い部分
を少しずつゆっくりとマッサージします。
背部は、自分でするのは難しいので他の人にしてもらいましょう。
患部をいきなり強い力でたたいたり、揉んだり、押したりすると症状を悪化させる場合があります。
予防として原因から見直しましょう!
- いつも決まっている側の肩でショルダーバックを掛けていませんか?
- バックのベルトが掛っている側は、落ちないように肩が上がってしまい肩こりの原因となります。通勤等でご使用の方は、掛ける側の肩を、行きは右側でしたら、帰りは左側に掛けてみましょう。それでも凝るようでしたら、手で持つタイプのハンドバックがよいでしょう。
- 片肘をついて作業していませんか?
-
- 本を読む
- パソコンのマウスを長時間を使う
- 食事をする
等の作業を片肘をつきながら行うと片方の肩のみ緊張し肩こりの原因となります。
- パソコン、ゲーム、編物などを1時間以上続けてしていませんか?
-
- 眼が疲れて肩こりの原因となります。
- 猫背の状態が長く続くと首筋や背中の筋肉に負担が掛かり肩こりの原因となります
- 横向きに寝て肘をついてテレビなどを見ていませんか?
- この姿勢は一番首筋や肩に負担が掛かり、肩こりや寝違いの原因になります。
- 入浴後、髪の毛を自然乾燥していませんか?
- 首筋の筋肉が冷えて硬くなり肩こりの原因となります。
- ブラジャーの肩紐がきつくありませんか?
- 肩紐が肩の筋肉を強く抑える事により肩こりの原因となります。
- 横すわりをしていませんか?
-
特に女性に多い横すわりは、いっけん楽な姿勢に思えますが
背骨が歪み肩こりの原因となります。
- 悪い姿勢で仕事をしていませんか?
-
- 机に向かう姿勢がまっすぐでない。
- 机と椅子の高さが合っていない。
- 足を組んで仕事している。等
姿勢が悪いと頚椎(首の骨)、胸椎(胸の骨)、腰椎(腰の骨)が
ねじれる事により神経が圧迫され肩こりの起こります。